この前から，このブログでモノクロフィルムでの写真展として，「熊本ララバイ」を取り上げてきたところ，たくさんの方に訪問していただきました。心より感謝します。
　このブログも，ホームページ「デジカメがなかった頃に・・・」と「赤外線で風景が撮れた頃・・・」は，銀塩写真中心のサイトですが，現実的に，デジタルに触れない訳にはいきません。
　デジタルデータは，何度コピーしても劣化しないという。たしかにそうだろうと思います。
　しかし，保存性という面ではどうなのか。
　答えは不明とさせていただきたいと思います。
　それというのも，１００年稼働したコンピュータや，１００年経過したハードディスク・ＵＳＢメモリ・フロッピーディスク・スマートメディア・フラッシュメモリ・ＤＶＤ・ＣＤ・ブルーレイディスクなどの記憶媒体が，まだ存在していないからです。
　銀塩写真なら，１００年前のものは数多く残されている。文書にしても，紙に墨で書かれた文書は，１００年前どころではない物が現存しています。
　データは劣化しなくても，記録媒体がそれだけ持つのか，諸説あるが，結局は時間が証明してくれると思います。